食品の安全性

ヒジキは水戻ししよう

ヒジキはどのようにして食べるのが好きですか? 煮つけるのが定番ですが、白和えやサラダにしてもおいしいですね。ヒジキは乾燥させた状態で保存できるので、「もう一品何かほしい」というときに活用する方は多いのではないでしょうか。 ヒジキを調理すると…

妊婦さん向け情報のまとめ

妊婦さんは食生活に気を使った方がいいと言われています。妊娠中はお酒やタバコを避けるほか、コーヒーやお茶の代わりにカフェインレスの飲み物にするという人もいるようです。胎児は、胎盤を通してお母さんの摂った栄養を受け取り発育します。また、胎児は…

カビは水がお好き?

この季節、食品のカビが気になります。買ったばかりのフルーツやパンに気づいたらカビが・・なんてこともあるでしょう。さて、カビが好む環境とはどのようなものなのでしょうか?なんとなく、ジメジメしたものが好きそうな感じがありますが・・そうです。カ…

いろいろな食中毒‐夏編‐

気温と湿度が上がり、食中毒が気になる季節となりました! 食中毒の原因となる細菌やウィルスには様々なものがあり、それぞれ特徴があります。今回は、特に夏に注意すべき食中毒の特徴と予防法などについてまとめてみたいと思います。 まずは、平成21年度の…

ハチミツは1歳以上から

以前、味覚について書きましたが、人間は、五基本味の中でしょっぱい以外の味を赤ちゃんの頃から感じることができます。 甘味は大人でもそうであるように、赤ちゃんにとっても好ましい味です(*)。 *ただし、赤ちゃんの食事に、大人と同じように甘味やそ…

残留農薬の監視はだれがやっている?

以前、残留農薬の基準値の設定のしかたについて書きました。基準値を超えたからといって、ただちに健康に影響が出るなんてことはあり得ないのですが、現在の日本では基準値超えをした農産物は回収や廃棄が当たり前となっています。回収や廃棄はコンプライア…

農薬の規制-アメリカと日本の比較-

5月19日、第15回国際食品素材/添加物展・会議の一環としてワールド・セーフティー・フォーラムが開催され、海外での食品の安全性確保に向けた最新事情が紹介されました。 今回は、米国大使館農務部の佐藤卓氏の講演を参考にし、アメリカでの農薬の規制…

ソーセージの袋がふくらんでいる理由

みなさんご存知でしたか? ソーセージの袋がふくらんでいる理由・・・これにはちゃんとした意味があるのです! 実は・・これは保存性を高めるためなのです!保存性を高めるとはつまり、腐敗や変敗を遅らせるということです。食品は生ではもちろん、加工品であ…

安全な食品or安心な食品

みなさんは安全な食品と安心な食品、どちらを選びますか?安全・安心というように、安全と安心はひとくくりにして使われることが多くあります。しかし本当は、この二つには意味の違いがあります。 普段のスーパーでの買い物や食事ではあまり気にすることがな…

アク抜きの方法

昨日は、植物性のアクについて書きました。ほうれん草やたけのこなど、アクの成分が多く含まれている野菜でも、ゆでることでその多くは除去できるということでしたね。 今回はそれらの効果的なアク抜き法についてご紹介します。 ☆ほうれん草 ほうれん草に含…

アクって何?

鍋料理や煮込み料理を作るときに、スープに浮かぶ白い泡のようなもの。ほうれん草やたけのこなどに多く含まれているもの。 ・・・今回はそんなアクについてのお話です。アクは「取り除いた方がいいもの」ということは知っているかもしれませんが、その正体を…

知っておきたい「残留農薬の安全性」

先日、二年前に起きた中国製冷凍餃子事件の容疑者が捕まったとのニュースがありました。この事件は、中国製の冷凍餃子を食べた消費者が中毒症状を訴え、製品から高濃度の農薬成分が検出されたというものです。事件が起こった当初、中国では大量に農薬を散布…

遺伝子組み換えの大豆が使用された食品はない?

昨日に引き続き、今回も豆腐や納豆の原材料表示にある「大豆(遺伝子組み換えでない)」という記載を見て多くの人が抱きそうな疑問について書きたいと思います。 それでは早速・・ ☆遺伝子組み換えの大豆が使用された食品はない?遺伝子組み換え作物を使用し…

遺伝子組み換えの大豆は普通のものとどう違う?

豆腐や納豆の原材料表示で、「大豆(遺伝子組み換えでない)」という記載をよく見かけると思います。 だけど、皆さんは「大豆(遺伝子組み換え)」というものを見たことはありますか?あるとしたら、遺伝子組み換えのものと遺伝子組み換えでないものはどう違…

天然であればよい食品?(後編)

【毒性がある=危険、ではない】前編では、天然の植物が持つ自然毒による健康被害のリスクについて書きましたが、当然のことながら自然毒だけでなく人が作った農薬にも毒性はあります。自然毒と農薬、リスクがより高いのはどちらだと思いますか?化学合成さ…

天然であればよい食品?(前編)

皆さんは「天然」という言葉にどのような印象を持ちますか。汚れのないすがすがしい水、岩の間から採取された宝石の原石、大きな海を自由に泳ぐ魚・・多くの人が「天然」にはどこか神々しささえ感じる、よい印象を持っているかもしれません。スーパーに並ん…

妊婦さんは大きな魚の食べ過ぎに「少しだけ」注意

先日の記事で、妊婦さんや免疫力の低い人はナチュラルチーズや生ハムには気をつけるべきと書きましたが、今回は妊婦さんに限って留意することについて書きたいと思います。それは、妊婦さんは大きな魚を食べ過ぎないように気をつけるということです。 大きな…

妊婦さんはリステリア菌による食中毒に注意

あらゆる食品にはリスクがあり、全ての人は食品による疾患にかかる可能性があります。しかし、より疾患にかかりやすい状態にあるグループがあります。そのひとつが妊婦さんです。妊娠中はお酒や煙草を避けた方がよいというのは広く知られていることだと思い…

たまごの鮮度はどこを見れば分かる?

たまごは賞味期限内ならば生で食べられることは先日の記事に書きましたが、賞味期限を超えたたまごはいつまで加熱調理で食べられるのでしょうか。 よく「黄身が盛り上がっているものは新鮮だ」と言われますが、実は黄身よりもじっくり見てほしい部分があるの…

たまごは洗う?洗わない?

先日の記事で、鶏がサルモネラ菌に感染されている場合は、産み落とされた卵の殻にもサルモネラ菌が付着していることがある、と書きましたが・・では、たまごは料理する前に洗った方がより衛生的ということでしょうか? 簡潔に言うと、 家庭ではたまごは汚れ…

たまごの保存方法

日本には卵を生で食べるという、世界の国々から見たら珍しい習慣があります。 生卵はあたたかいご飯にかけても、すき焼きをつけて食べてもおいしいですよね。 生卵を食べるときは特に卵の鮮度や衛生が気になると思います。卵のパックには賞味期限が表示され…