20日は何の日?

毎月20日は発芽野菜の日です。20日→はつか→はつが!
もしかすると、発芽野菜というより「スプラウト」という呼び名の方がよく聞くかもしれません。


スプラウトとは、「スプラウト」という野菜の種類ではなく、発芽したばかりの幼植物の総称です。
スプラウトは最近食べられるようになった野菜だと思っている人が多いかもしれませんが、実はその歴史は古く、5000年前の中国では既にスプラウトの一種であるもやし(*)が栽培されていたそうです。
*:もやしは豆類の芽のことです。豆類のスプラウトはもやし類のほか豆苗があります。



写真. 豆もやし。育つと枝豆になります。


日本では、平安時代に貴族の食事にかいわれ大根が使われており、当時は高級食材だったと言われています。
現在、日本ではもやし、かいわれ大根、豆苗以外にも、ブロッコリーマスタードレッドキャベツ、ソバ、アルファルファなど様々なスプラウトが流通しています。(どんな味がするのでしょう・・?)


スプラウトには、(種類によっても違いますが)ビタミン、ミネラル、フィトケミカルが豊富に含まれています。
フィトケミカルとは、植物が合成する化合物のことで、ビタミンなどのように身体活動に絶対必要な物質というわけではありませんが、病気の予防や健康維持に効果があるそうです。
アメリカの研究では、アブラナ科に多く含まれるスルフォラファンというフィトケミカルがガン予防効果を持ち、特にブロッコリーに多く含まれている事が分かりました。さらに、そのスルフォラファンは発芽3日目のスプラウトで一番含有率が多い事が明らかになっているそうです。


かいわれ大根ともやし以外は口にする機会が少なかったのですが、なんだか奥が深そうなスプラウトの世界を垣間見て・・興味がわいてきました!
早速、どのような種類のスプラウトがあるか探しに行ってみます。



ありました!ブロッコリースプラウト!(見た目はかいわれ大根みたいですね)