ポリフェノール

今月19日にボジョレーヌーボーが解禁となります。

一年に一度、ワインがお祭りの主役になる日・・
普段はあまり飲まなくても、この日だけは口にするという人もいることでしょう。


さて、ワインといえば、

ポリフェノールが入っていて体にいいから、たくさん飲んでも大丈夫!」などとワイン愛好家は話しますよね。

ポリフェノールは、植物が光合成をすることでできる成分で、共通の構造を持つ化合物の総称です。ポリフェノールには、カテキンイソフラボンアントシアニンなどがあり、植物の色素や苦味の成分となっています。赤ワインには、タンニンやアントシアニンなどポリフェノールが豊富に含まれています。


ポリフェノールには活性酸素を不活性化する作用があり、脳梗塞動脈硬化の予防に効果があるとしばしば言われ、ポリフェノール関連のサプリメントを見かけることも多いと思います。

サプリメントは健康食品のひとつなのですが、その形態は特定の成分を手軽に摂取できる一方で、過剰摂取する危険性を高めてしまいます。

そうしたこともあり、独立行政法人国立健康・栄養研究所では「『健康食品』の安全性・有効性情報データベース」において、健康食品の素材に使われる成分の安全性及び有効性に関する情報を一般に公開しています。

このデータベースには「ブドウ」の項目もあります。ワインは健康食品というわけではありませんが、その効能(そして安全性)にも触れられているので、是非一度見てみてみてください。