さんぴん茶(ジャスミン茶)

沖縄のお土産にさんぴん茶を頂きました。



さんぴん茶とはジャスミン茶(中国の花茶の代表的なもの)の事で、沖縄でよく飲まれています。
中国でジャスミン茶をさす香片茶(シャンピェンチャー)がなまり、さんぴん茶と呼ばれるようになったと言われています。

ジャスミン茶は緑茶とジャスミンの花からできています。


作り方は・・
匂いを吸着しやすいお茶の性質を生かして、緑茶とジャスミンの花を混ぜ合わせ、香りをつけます。

ジャスミンの開花直前のつぼみを摘み取り、夜、花弁が開き始めて香りが漂い出した時に茶葉に混ぜます。混ぜては取り除き、また新しい花を散りばめる・・その繰り返しで香りを強くしていきます。最後にジャスミンの花を丁寧に取り除き、出来上がりです。
この製法は宋(そう)の時代に発明されたと言われています。



このさんぴん茶にはお花もはいっていました。

湯気から香るジャスミンのいい匂い♪

ジャスミン茶の魅力は何より香りです!
ジャスミンの花に含まれる香り成分ベンゼンアセテートは、自律神経の緊張を和らげ、集中力を高めることやストレス解消につながるそうです。
油っぽいものや独特の風味の料理を食べるときに一緒に飲むと、口や胃の中がさっぱりするのもいいですよね。



ジャスミン茶の製法にならって、オリジナルフレバーティーを作ってみようと思いました♪
なんだかわくわく。色々楽しめそうです。