良いマークEマーク

みなさんEマークというものをご存知ですか?

これです。鹿児島県産芋焼酎に付いていました。



Eマークとは・・・
地域の原材料の良さを活かしつつ、地域の文化や技術にこだわりをもって作られた特産品の中で、品質や表示に関する一定の基準を満たしているものに付けられるマークです。マークは共通ですが、基準は各都道府県で異なります。

農林水産省は、地域の食品の振興を図ると共に、信頼できる食品表示を求める消費者のニーズに応えるため、平成2年からEマークの推進を行っています。


上の写真を見ても分かるように、マークは三つのEという文字が組み合わさってできています。この三つのEには、次のような意味がこめられています。
・優れた品質 xcellent Quality
・正確な表示 xact Expression
・地域の環境との調和 Harmony with cology

さらに、三つのEを「品」という漢字をイメージして配置し、「良い品」であることを表しています。


生産者はEマークを取得する事で、丹精を込めて作った製品が評価され、また、その製品の宣伝がしやすくなるというメリットがあります。
仕入れる側にとっては、こだわりの品を見分ける印になります。

私たち消費者にとってはどのようなメリットがあるのでしょうか。
例えば、生産者の原材料や製品へのこだわりの印となり、商品選択のひとつの目安となりそうです。


Eマークのある都道府県はまだ一部ですが(平成21年3月の時点で21都道府県、437品目)、食料自給率向上の推進と相まって今後さらに広がるかもしれません。

意外なEマーク認定品には、東京産の塩があります。お買いものの際はどのようなものにEマークが付いているか、探してみてください。

Eマークについての詳細は、財団法人食品産業センターのHPをご覧ください。