アイスクリームの日

5月9日はアイスクリームの日です♪

アイスクリームの日の始まりは1964年。社団法人日本アイスクリーム協会が、アイスクリームのより一層の消費拡大を願って、アイスクリームのシーズンインとなる5月9日に記念事業を行ったことが始まりだそうです。


アイスクリームの歴史は長く、古代までさかのぼります。その頃のアイスクリームは今のシャーベットに近いもので、疲れた体を癒す、今でいう「健康食品」のような存在だったそうです。

現在のものに近いアイスクリームは、1550年頃にイタリアで始めて作られました。
次いでフランスで、凍ったものを頻繁にかき混ぜるときめ細かく不透明になることが発見されました。この頃のアイスクリームは、苦労をしてようやく少量できる、というものでしたが、1843年にアメリカで製造機械が発明されてからは、大衆向けにたくさん作られるようになりました。

日本の歴史には江戸末期(1850年頃)に登場しました。アメリカに訪問した幕府の使節団がアイスクリームを食べたのが始まりです。そして明治2年にアイスクリームの製造機械(アイスクリン)が販売されるようになり、日本でアイスクリームが普及するようになりました。


アイスクリームは、氷の結晶、生クリーム、撹拌によって生じる小さな気泡という三つの基本成分からなります。一般的には、乳とクリームに、卵や糖類、香料などを加えて混ぜ、凍らせたものです。

日本でアイスクリーム類は、食品衛生法によって「生乳、牛乳もしくは特別牛乳またはこれらを原料として製造した食品を加工し、または主原料としたものを凍結させたもので乳固形分3.0%以上含むもの(発酵乳を除く)」と定義されています。アイスクリーム類はさらに三種類に分かれています。

●アイスクリーム:乳固形分15%以上うち乳脂肪分8.0%以上のもの

●アイスミルク:乳固形分10%以上うち乳脂肪分3.0%以上のもの

ラクトアイス:乳固形分3.0%以上のもので上記2つを除いたもの

ラクトアイスは乳脂肪分の代わりに植物性脂肪が多く使われていることがあります。表示では各脂肪分の重量割合を書くことになっていますので、チェックしてみてください。

ちなみに、アイスクリームには、乳化剤(脂肪を乳化して均一にさせる)と安定剤(なめらかな食感を作り型くずれを防ぐ)といった添加物が欠かせません。これらの添加物は動物実験などを行い安全性がしっかりと確認されているのでご安心を!


ところで、こんなかわいらしいアイスクリームを見つけました!



つぶつぶ、さらさらのアイスクリームです。これは液状のアイスクリーム原液を液体窒素で−196℃に瞬間冷凍して作られているそうです。
口に入れた瞬間、口にくっつきびっくりしましたが、すぐに溶けだしてチョコミントの味がしてきました。

夏も近づき、暑い日はアイスクリームが嬉しいです♪