そら!まめ

空豆と蚕豆。これはどちらも「そらまめ」と読みます。
空豆の方は、そらまめのさやが空に向かうように育つことからきています。蚕豆は、さやが蚕のまゆのように見えることと、そらまめは蚕がまゆを作る時期においしくなることからきています。



そらまめの原産地ははっきりとはしていませんが、野生種のものが北アフリカカスピ海沿岸で発見されており、北アフリカが原産地ではないかと言われています。歴史上は古代エジプトで栽培されていた記録があることから世界最古の作物のひとつであると言われています。
日本にやってきたのは奈良時代で、シルクロードを通って中国からきたとされています。


そらまめは10月に種をまき、3月に花を咲かせます。収穫は5月中旬から始まり、旬はその頃から6月までとされています。
今が旬のそらまめ、最近食べたという方も多いのではないでしょうか?


そらまめはさやの緑色が濃く、張りとつやがあるものを選ぶと良いとされています。また、さやから出て空気にふれると一気に鮮度が落ちてしまうので、なるべくさやに入っているものを購入し、ゆでる直前にさやから出すとよいそうです。


早速、購入したそらまめをさやから取り出し、シンプルに塩ゆで&そらまめご飯にしました。
そらまめは一年中食べられる野菜ではないので、旬のこの時期に色々な料理に使いたいと思います。次はどんなそらまめ料理を作ろうか考え中です!