色とりどりの夏野菜

赤、緑、黄色・・信号の色ではありません。今が旬の夏野菜です!

夏野菜とは夏季に収穫されるもので、トマト、ナス、キュウリ、カボチャ、ズッキーニ、ピーマン、パプリカ、ゴーヤなどがあります。
この中で、ピーマンとパプリカは見た目が似ているので、同じような料理(マリネ、カレー、サラダ・・)で使うという人が多いかもしれません。しかし、いくつかの栄養素の含有量はパプリカの方が勝っています。例えば、ビタミンCはピーマンの約2倍、カロテンは約7倍です。


ところで、夏は「何となくだるい」・・と感じることがあります。こういったときは、栄養素の中でカリウムを多めに摂った方がいいかもしれません。
カリウムはナトリウムとバランスをとりながら、神経伝達や筋肉の収縮などを助ける働きがあります。
カリウムが不足すると筋肉の収縮が円滑に行われなくなり、脱力によるだるさを生じることがあります。夏は汗をかくことで、水分と一緒に水溶性であるカリウムも体外に出てしまい、カリウムが不足しがちなのです。
カリウムが多く含まれる夏野菜は、枝豆、キュウリ、トマト、スイカなどがあります。


夏野菜をたっぷり使う料理といえば、ラタトゥイユ(夏野菜のトマト煮込み)です。



写真. ゴーヤ、なす、パプリカ、にんじん、かぼちゃ、ズッキーニ


こちらのラタトゥイユは珍しくゴーヤ入りでした。
ゴーヤは独特な苦味がおいしさです。この苦味成分はモモルデシンというもので、胃液の分泌を促し、食欲を増進させる効果があります。また、ビタミンCもたくさん含まれています。
ゴーヤは苦手・・と言う人には、パイナップルと一緒にミキサーにかけてジュースにするのがおすすめです!この夏いかがでしょうか?


夏本番です。肉などとともにおいしい夏野菜をたっぷり食べて、元気に乗り切りたいです!