見てきました「意外とスゴイ、冷凍食品」

先日、農林水産省・消費者の部屋で開催されている展示「意外とスゴイ、冷凍食品」を見てきました(8日で終了)。

前回のカレーの展示と同じく、今回もお昼時に行ったので、近くにお勤めの方たちでにぎわっていました。

展示室には、ズラリと多種多様な冷凍食品のパッケージが並べられており、「あ、これよく食べる〜」などという話し声が聞こえてきました。



今回は、会場に設置されていた展示パネルや映像から仕入れた冷凍食品に関する豆知識をご紹介します!

☆冷凍食品の生産量一位は・・
次のうちどれでしょう?
(1)ギョウザ
(2)フライドポテト
(3)コロッケ
(4)うどん


正解は・・

コロッケです!
二位以降は、うどん、ピラフ・チャーハン、カツ、ハンバーグと続きます。


☆冷凍食品の保存温度
冷凍食品は−18℃で管理されています。この温度では細菌は増殖できなく、およそ一年間は加工した時の品質が保たれます。
ただし、家庭の冷凍庫は開閉が多いので、購入後に品質が保たれるのは2〜3ヵ月程度と言われています。一度に使いきれない時は、必要な分量だけ取り出したらすぐに包装の中の空気を抜き、開け口をしっかりと閉じ、さらにビニール袋などに包んで冷凍庫に入れるといいでしょう。
また、冷凍食品にも食品衛生法で定められている食品添加物が使われていることがありますが、低温で保存するため保存料は必要がなく、使用されていません。



☆冷凍野菜は加熱してある
ホウレンソウやニンジンなどの冷凍野菜は、冷凍加工する前に80%ほど加熱(ブランチング)しています。
このブランチングによって、野菜の酵素の活性を抑え保存中の変色などを防止します。家庭で使用するときは、残りの20%を加熱して柔らかくするので、加熱しすぎないように注意しましょう。家庭での加熱の仕方はパッケージに表示されています。
ただし、エダマメやソラマメなどはブランチングではなく、冷凍加工前に完全に加熱してあります。これらは解凍したら加熱せずに食べられます。


最後に、パンフレットや資料などをいただきました!



日本冷凍食品協会が作成した「食品安全ハンドブック」では、食の安全について広く詳細にまとめられています。
こちらからダウンロードできますので、ぜひご活用ください!


(おまけ)

試食コーナーの混雑ぶり!