ルイボスティー

見た目は烏龍茶、焙じ茶、紅茶のような・・・。



こちらはアフリカのお茶、ルイボスティーです!
最近は日本でもよく見聞きするので、飲んだことのある方もいるのではないでしょうか。

ルイボスティーは、マメ科の低木(0.5〜2m)のAspalathus linearisの葉を発酵、乾燥させたものです。
この植物は、南アフリカ共和国ケープタウンからセダルバーグ山脈一帯にしか生育していません。ほかの地域でも栽培を試みたことがあるそうですが、気候が合わず失敗に終わってしまいました。ルイボスは乾燥した30℃以上の温度差の高い場所を好むため、栽培できる地域が限られているのです。


ルイボスティーはもともと南アフリカの原住民のコイ・サン族が「不老長寿の飲み物」として好んで飲んでいました。
1904年に、植物の研究のために訪れていた博士によってルイボスの研究が始まり、そのお茶は世界中に広まっていきました。現在は特にイギリスやドイツで好まれています。
日本へは20年ほど前に紹介されたとのことで、比較的日本での歴史は浅いといえます。



栽培地である南アフリカの土壌はミネラルが多いので、ルイボスティーにも亜鉛、鉄、カルシウム、カリウムマグネシウムなどのミネラル分が豊富に含まれています。
また、ルイボスティーにはカフェインが入っていないという特徴があります。夜寝る前にも気にせず飲めるのがいいですね。


ほのかな甘みと独特な香りがし、奥深い味わいです!今年の夏はアイス・ルイボスティーを準備しようと思います。