さわやかで甘酸っぱい柑橘類

みかんの時季は過ぎましたが・・多くの柑橘類は冬から春にかけて(夏までのものも)が旬!なので、まだまだたくさんの柑橘類を見かけると思います。


柑橘類は、ミカン科のミカン属・カラタチ属・キンカン属の総称です。
みなさんもご存じの通り「さわやかな香り」と「甘酸っぱい味」が特徴です。独特のさわやかな香りは、リモネンという香り成分が主体となってできています。

柑橘類には、ミカン類やオレンジ類、グレープフルーツ類、雑柑類、ブンタン類、キンカン類など様々なグループがあり、さらに品種改良で掛け合わせていくのでたくさんの種類があるのです。
ネーミングも様々なものがあります。清見、天草、はるみ、マーコット、アンコール、スイートスプリングなど・・まだまだありますが、この辺で。

栄養成分についていえば柑橘類はカリウムとビタミンCが豊富です。カリウムはナトリウムの排せつを促し、高血圧予防やむくみ防止に効果があるとされています。ビタミンCは免疫力を高め、風邪を予防します。


先日、たまたま通りかかった和歌山のアンテナショップで、三宝柑(さんぽうかん)と黄金柑(おうごんかん)という珍しい柑橘類を見つけました。
ではここで、この二つをご紹介します!



写真1. (左)三宝柑(右)黄金柑


三宝柑の形はデコポンのようですね。匂いや食感はいよかんに似ていましたが、よりさっぱりとした感じです。



写真2. 三宝柑。粒がしっかりしています。


黄金柑は、見た目は黄色いみかんのようです。はっさくのような匂いで、口に入れた瞬間は酸っぱさを感じましたが、食べていくうちに甘味が出てきました。とってもジューシーでした。お店の方によると、黄金柑の皮は香りが強いので、乾燥させて細かく刻むといい薬味になるそうです(おいしそう!)。


まだまだ知らないおいしい柑橘類がたくさんありそうです。一つ一つに個性があるので、好みの柑橘類を探してみてたくなりました♪