傍聴記録

食品安全委員会‐放射性物質の食品健康影響評価に関するWG(第三回)‐

5月12日、食品安全委員会の放射性物質の食品健康影響評価に関するワーキンググループの第三回会合が開催されました。以前の傍聴記録はこちらです→第一回、第二回今回の議論には8名の専門委員、5名の専門参考人と7名の委員が参加しました。(欠席者は専門委員…

食品安全委員会‐放射性物質の食品健康影響評価に関するWG(第二回)‐

4月28日、食品安全委員会の放射性物質の食品健康影響評価に関するワーキンググループの第二回会合が開催されました。第一回会合の傍聴記録はこちらです。今回の議論には7名の専門委員、8名の専門参考人と7名の委員が参加しました。(欠席者は専門委員である…

第四回栄養成分表示検討会(消費者庁)

4月22日、消費者庁栄養成分表示検討会(*1)の第四回が行われました。 *1:現在、日本では栄養成分表示は任意ですが、本検討会で今年の夏をめどに義務化の検討を含めた議論を行うことになっています。以前の検討会の傍聴記録はこちら→第一回、第二回、第三…

食品安全委員会‐放射性物質の食品健康影響評価に関するWG(第一回)‐

4月21日、食品安全委員会の放射性物質の食品健康影響評価に関するワーキンググループの第一回会合が開催されました。 このワーキンググループは、既に終えた食品安全委員会の緊急とりまとめ(*1)を策定する際、議論できなかった部分を改めて議論し、リスク…

食品総合研究所緊急シンポジウム「放射性物質の食品影響と今後の対応」

4月18日、食品総合研究所による緊急シンポジウム「放射性物質の食品影響と今後の対応」が開催されました。当日は1,000名以上の参加希望者がおり、定員を超えていたそうです。参加者はおもに食品企業だとのことで、業界での注目度の高さをうかがい知ることが…

厚生労働省、薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会、放射性物質対策部会(4月8日)

4月8日、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会の放射性物質対策部会の第1回会合が行われました。先日、食品衛生分科会で食品中の放射性物質に関する規制値について厚生労働省の所見がとりまとめられ、現状では暫定規制値を維持することとされまし…

厚生労働省、薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会‐放射性物質を含む食品の規制について‐

4月4日、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会が行われました。 放射性物質を含む食品の規制を議題とし、先日食品安全委員会で出された健康影響評価の緊急とりまとめを受けて規制値をどうするかが話し合われました(*1)。 *1:食品安全委員会…

食品安全委員会(第375回)‐放射性物質の指標値に関する食品健康影響評価(4)‐

3月29日、第375回の食品安全委員会が行われました。 厚生労働省から放射性物質の指標値に関する食品健康影響評価(リスク評価)の依頼があり、今回はそれに関する五回目の会合です。前回の傍聴記録(*1)→二回目、三回目、四回目 *1:一回目の会合の配布資…

食品安全委員会(第374回)‐放射性物質の指標値に関する食品健康影響評価(3)‐

3月28日、第374回の食品安全委員会が行われました。 厚生労働省から放射性物質の指標値に関する食品健康影響評価(リスク評価)の依頼があり、今回はそれに関する四回目の会合です。前回の傍聴記録(*1)→二回目、三回目 *1:一回目の会合の配布資料はこち…

食品安全委員会(第373回)‐放射性物質の指標値に関する食品健康影響評価(2)‐

3月25日、第373回の食品安全委員会が行われました。 厚生労働省から放射性物質の指標値に関する食品健康影響評価(リスク評価)の依頼があり、今回はそれに関する三回目の会合です。二回目の会合の傍聴記録はこちらです(*1)。 *1:一回目の会合の配布資…

食品安全委員会(第372回)‐放射性物質の指標値に関する食品健康影響評価(1)‐

3月23日、第372回の食品安全委員会が行われました。 厚生労働省から3月20日に放射性物質の指標値に関する食品健康影響評価(リスク評価)の依頼があり、今回はそれに関する二回目の会合です(*1)。 *1:一回目の会合の配布資料はこちらで公開されています…

食の安全都民フォーラム「健康食品ウソ?ホント?」

3月4日、東京都による食の安全都民フォーラム「健康食品ウソ?ホント?」が開催されました。健康食品には、保健機能食品(特定保健用食品、栄養機能食品)とその他のいわゆる健康食品があります。この中には医薬品のように見える錠剤やカプセルの形をしたサ…

第三回栄養成分表示検討会(消費者庁)

2月23日、消費者庁栄養成分表示検討会(*1)の第三回が行われました。 *1:日本では栄養成分表示は任意ですが、本検討会で今年の夏をめどに義務化に向けた議論を行うことになっています。以前の検討会の傍聴記録はこちら→第一回、第二回 今回は論点整理の…

消費者庁食品安全セミナー「農薬について、知りたいこと、伝えたいこと」

2月8日、消費者庁による食品安全セミナー「農薬について、知りたいこと、伝えたいこと」が開催されました。 当日は、農薬のリスク管理手法や生産現場の様子、有機農業に関する講演とディスカッションがありました。 ☆「農薬のリスク管理はどのように行われ…

厚生労働省リスクコミュニケーションで聞いた「輸入食品の安全性確保について」

1月28日、厚生労働省による食品に関するリスクコミュニケーション〜輸入食品の安全性確保に関する意見交換会が開催されました。今回は、厚生労働省で行っている輸入食品の安全性確保に関するお話をご紹介します。なお、意見交換会では厚生労働省のほかに、全…

第二回栄養成分表示検討会(消費者庁)

1月31日、消費者庁栄養成分表示検討会(*)の第二回が行われました。 *日本では栄養成分表示は任意ですが、本検討会で今年の夏をめどに義務化に向けた議論を行うことになっています。第一回検討会の傍聴記録はこちらです。 今回は論点整理のために、国立医…

第一回栄養成分表示検討会(消費者庁)

12月20日、消費者庁栄養成分表示検討会の第一回が行われました。現在の日本では栄養成分表示は任意ですが、本検討会で来年の夏をめどに義務化に向けた議論を行うことになっています。 消費者庁では今年10月にトランス脂肪酸の情報開示に関する指針案を出して…

食の安全都民フォーラム「気になる情報の読み方、活かし方を考えます」

9月22日、東京都福祉保健局によるフォーラム「食べものについて、いろいろな情報が入ってくるけれど・・気になる情報の読み方、活かし方を考えます」が開催されました。 食べものについて「あれが体にいい」「あれは体によくない」という話は本当によく耳…

食の安全研究センター講演会で聞いた「ハザードとリスクの違い」

9月8日、東京大学大学院農学生命科学研究科食の安全研究センターによる講演会「食品に含まれる新規化学物質のリスク評価とコミュニケーションのあり方」が開催されました。講演会では、EUにおける新規化学物質(アクリルアミドやセミカルバジドなど)のリ…

食の安全研究センター「食と科学-リスクコミュニケーションのありかた-」(続き)

9月7日、東京大学大学院農学生命科学研究科食の安全研究センターによる講演会「食と科学-リスクコミュニケーションのありかた-」が開催されました。前回は、欧州食品安全機関(EFSA)においてリスクコミュニケーションを担当しておられたイレーネ・ファン…

食の安全研究センター「食と科学-リスクコミュニケーションのありかた-」

9月7日、東京大学大学院農学生命科学研究科食の安全研究センターによる講演会「食と科学-リスクコミュニケーションのありかた-」が開催されました。本講演会では、欧州食品安全機関(EFSA*1)においてリスクコミュニケーション(*2)を担当しておられた…

日本学術会議のシンポジウムで聞いた「世界における遺伝子組換え作物の現状」

先日に引き続き、日本学術会議によるシンポジウム「遺伝子組換え作物とその利用に向けて」の傍聴記録です。今回は、筑波大学生命環境科学研究科の鎌田博氏による、各国の遺伝子組換え作物の現状に関するお話です。ここでは特に、中国とインド、シンガポール…

日本学術会議公開シンポジウム「遺伝子組換え作物とその利用に向けて」

8月6日、日本学術会議によるシンポジウム「遺伝子組換え作物とその利用に向けて」が開催されました。シンポジウムでは、乾燥ストレス耐性作物やワクチン米など現在開発中の遺伝子組換え作物の紹介や、世界での遺伝子組換え作物の栽培の状況、社会とのコミ…

科学コミュニケーション研究会で聞いた「リスクと信頼をめぐる心理学」

7月24日、科学コミュニケーション研究会「コミュニケーションとは何か〜信頼のメカニズム、プロパガンダ・宣伝と広報の違いを知る〜」が開催されました。研究会では、心理学やコミュニケーションの専門家、災害情報を発信する研究者などから、科学コミュ…

EUヘルスクレームとは?

7月21日、東京大学食の安全研究センター主催セミナー「欧州ヘルスクレームに見る食の安全性」が開催されました。セミナーでは、オランダで長年に渡って食の機能性を研究されてきた工藤聡氏により、EUでの機能性食品の認識やその方向性についてお話があり…

全国消団連「食のリスクを考える-氾濫する『安全・安心』をよみとくためには」(質疑応答)

前編・後編と続いた、全国消団連による学習会「食のリスクを考える-氾濫する『安全・安心』をよみとくためには」の傍聴記録ですが、今回は質疑応答の一部をご紹介したいと思います。会場からの質問は用紙に記入して回収するかたちで集め、回答は全て今回の講…

全国消団連「食のリスクを考える-氾濫する『安全・安心』をよみとくためには」(後編)

前編に引き続き、全国消費者団体連絡会による学習会「食のリスクを考える-氾濫する『安全・安心』をよみとくためには」での、(独)産業技術総合研究所の安全科学研究部門長、中西準子氏によるリスク評価についてのお話をご紹介します。前編では、氏が取り組…

全国消団連「食のリスクを考える-氾濫する『安全・安心』をよみとくためには」(前編)

7月7日、全国消費者団体連絡会による学習会「食のリスクを考える-氾濫する『安全・安心』をよみとくためには」が開催されました。学習会では(独)産業技術総合研究所の安全科学研究部門長である中西準子氏により、種々の安全問題を考える上で大切なリスク…

食の信頼向上をめざす会「『不適切な報道』はなぜ起きたのか?」(2)

4月28日、食の信頼向上をめざす会によるメディアとの情報交換会が開催されました。テーマは「不適切な報道」ということで、週刊誌に掲載された食品安全委員会での審議を非難する記事についてと、ある地方自治体主催の講演会についての二つの講演がありま…

食の信頼向上をめざす会「『不適切な報道』はなぜ起きたのか?」(1)

4月28日、食の信頼向上をめざす会によるメディアとの情報交換会が開催されました。 テーマは「不適切な報道」ということで、週刊誌に掲載された食品安全委員会での審議を非難する記事についてと、ある地方自治体主催の講演会についての二つの講演がありま…